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パルプの台紙と中華紙漿、Q1は年6割以上の増収


ニュース その他製造 作成日:2010年4月12日_記事番号:T00022033

パルプの台紙と中華紙漿、Q1は年6割以上の増収

 
 国際パルプ価格の上昇を受け、台湾製紙メーカーのうちパルプを製造する中華紙漿(中華パルプ)と台湾紙業(台紙)は、第1四半期売上高が前年比6割以上の大幅増となった。中華紙漿の3月売上高は前月比71.17%増の6億9,300万台湾元(約20億円)、第1四半期累計では18億200万元で、前年同期比80.14%となった。台紙も3月は4億3,000万元、第1四半期は11億8,400万元で前年比68.34%増加した。10日付経済日報が報じた。

 一方、製紙最大手、永豊餘造紙の3月連結売上高は、前年同月比32.66%増の29億1,200万元で、第1四半期は前年同期比34.89%増の75億6,200万元だった。

 工業用紙大手、正隆の3月売上高は、前月比38.5%増、前年同月比39.7%増の21億2,100万元で、過去2年で最高だった。ただ、景気回復を受けフル稼働となっているものの、国際パルプ価格や古紙回収価格の高騰を反映させる値上げができない情況で、第2四半期の利益が圧迫される恐れがあるとしている。