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タイヤの建大、雲林第2工場設置へ


ニュース その他製造 作成日:2010年4月12日_記事番号:T00022035

タイヤの建大、雲林第2工場設置へ

 
 タイヤ大手の建大工業が、約15億台湾元(約44億3,000万円)を投資し、雲林工場の敷地内に新たに第2工場を建設することを決定した。12日付蘋果日報が伝えた。

 雲林第2工場では、主に付加価値の高い乗用車や自転車向けのタイヤを主に生産する。なお、米国が現在中国製タイヤに懲罰関税を課していることもあり、台湾の工場では主に欧米向け製品を生産する計画だ。

 同社の生産拡大は、世界最大の自動車市場となった中国と、東南アジア諸国連合(ASEAN)市場での強い需要に対応するためだ。同社第1四半期の売上高は前年比17.28%増の11億6,200万元だった。

 なお、同業大手の正新橡膠工業も、第1四半期売上高が同35.95%増の44億2,600元と大きく成長した。同社は彰南科技園区(彰化県渓洲郷)で120億元をかけ生産拠点を建設するほか、ベトナム工場でも生産能力拡充を予定している。