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作成日：2010年4月12日_記事番号：T00022036
ジャイアント、中国・昆山に中国本部建設へ
自転車最大手、巨大機械工業（ジャイアントＭＦＧ）はこのほど、中国・江蘇省昆山に3,500万米ドルをかけて新工場を設立することを決定した。敷地40.8ヘクタールの新工場は中国本部としての位置付けとなる。12日付工商時報が伝えた。
同社の昨年の中国での販売台数は約450万台。都市部で自転車ブームなど、中国市場の成長性を好感する同社は、昆山拠点の現在の生産能力280万台では対応しきれないとして、新工場建設を決定した。来年第１四半期に量産開始の予定で、カーボンやアルミフレームの自転車、および部品などを主に製造する。
同社は昆山で自転車園区の建設も計画している。園区内には自転車道を設け、テーマパークや自転車博物館を併設する。昆山市では管愛国市長が低炭素経済による新しい街づくり政策の下、自転車にやさしいモデル都市を目指している。
