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作成日：2010年4月12日_記事番号：T00022037
ライテックの太陽電池事業、中国揚州に工場新設
光ディスク大手、錸徳科技（ライテック）は傘下の太陽電池事業で、中国・江蘇省揚州に設立した力錸光電科技（揚州）の薄膜太陽電池工場を新設する。20億人民元（約273億円）を投資して建設する生産能力30MW（メガワット）の第１期生産ラインは、今年第３四半期から第４四半期にかけて稼働となる予定だ。12日付経済日報が伝えた。
同工場では第２期の生産ライン設置も予定しており、来年の完成時には生産能力は合計60MWに達する。中国では政府の省エネルギー政策推進によって薄膜太陽電池の需要が急増している。ライテックもこの商機を狙い、既に受注獲得に向けた商談を進めている。
同社の３月売上高は前年同月比30.18％増の13億5,800万台湾元（約40億円）だった。本業では粗利益率の高いブルーレイディスク（ＢＤ）の売上高比率を、昨年の10％から今年は21％に引き上げる方針だ。
