ニュース 電子 作成日:2010年4月12日_記事番号:T00022049
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が9日発表した3月の連結売上高は、前月比5.9%増、前年同月比124.8%増の319億1,900万台湾元(約940億円)で過去2番目に高く、第1四半期累計では前期比0.1%増、前年同期比133.4%増の921億8,700万元に上った。証券会社は、今後、先進プロセス技術での受注が増え、第2四半期は1,000億元を初めて突破すると楽観予測を示した。10日付経済日報などが報じた。
TSMCは、昨年第4四半期に40ナノメートルの製造プロセスの歩留まり率が改善した後、グラフィックチップ(GPU)大手のエヌビディア、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)向けの生産が大幅に増加。携帯電話用チップ大手のクアルコム、ブロードコムなどからも65/55ナノプロセスで受注が増えている。
設備業者によると、TSMCは昨年下半期に液浸リソグラフィー装置を発注し、第4四半期から12インチウエハー工場で設置が始まったことで、3月から65/55ナノ、45/40ナノなど先進プロセスの生産能力が順次増強されている。さらに、GPUや携帯電話用チップなどは供給不足で、第2四半期は受注の伸びが期待できそうだ。
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