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作成日：2010年4月13日_記事番号：T00022057
台湾ブランドを売り込め、経建会がマーケティング会社設立へ
行政院経済建設委員会（経建会）は12日、台湾ブランドの海外市場への売り込み強化を目的に、ブランドマーケティング企業を立ち上げる方針を決めた。当面、▽蘭花▽医療サービス▽手工具▽文化創意▽美食──の５産業を重点対象とする。13日付工商時報が報じた。
ブランドマーケティング企業の資本金は４億～５億台湾元（約11億8,000万～14億8,000万円）で、行政院国家発展基金（国発基金）が５割以下で出資する予定。経建会は３カ月以内に具体的な推進計画を行政院に提出し、今年下半期の発足を目指す。経営は民間出身の経営者に委託する。
経建会は５産業をマーケティングの重点対象に選んだ理由について、いずれも海外マーケティングの実績に乏しく、台湾受託生産業者が顧客と市場を奪い合うなど問題に直面しているためで、マーケティング会社による海外市場開拓が一つの解決策になるとの認識を示した。
