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ネクスパワー、山東・済寧に工場新設へ


ニュース その他製造 作成日:2010年4月13日_記事番号:T00022068

ネクスパワー、山東・済寧に工場新設へ

 
 聯華電子(UMC)傘下の薄膜太陽電池メーカー、聯相光電(ネクスパワー)は12日、中国・山東省済寧市に35MW(メガワット)の生産ラインを持つ非シリコン系薄膜太陽電池モジュール工場を新設すると発表した。投資総額は9,000万米ドル、来年中の量産開始を目指す。13日付経済日報が伝えた。

 同社は現在、中部科学工業園区(中科)に生産ラインを持ち、年内に生産能力100MW、生産量60MWに引き上げる予定だが、欧州市場向けを中心に今四半期中は受注満杯となっている。山東工場では系列の永盛能源投資と垂直統合を進めた上で、共同で中国市場を開拓する計画だ。

 UMCの太陽エネルギー事業は、済寧高新技術産業開発区で既に9項目の投資を行っている。中国メディアの報道によると、全項目で生産に入れば、売上高は100億台湾元(約296億円)を超える見通しだという。