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作成日：2010年4月13日_記事番号：T00022069
炎洲がビニールテープ値上げ、過去19カ月で最高値に
プラスチック包装材料大手の炎洲が、４月のビニールテープ製品価格を平均５％引き上げた。値上げ後の価格は過去19カ月で最高値となる。同社は原料価格の高騰が引き上げの主な理由と説明している。13日付蘋果日報が伝えた。
同社は「年初からの原料価格の上昇幅が20～25％に達しており、今年に入り毎月値上げを行っているものの、コストを完全には反映できていない」と説明した。
同社の３月売上高は過去20カ月で前月比45％増の３億7,000万台湾元（約11億円）に達した。第１四半期通期では前年比25％増の９億7,400万元だった。第２四半期は包装材料のハイシーズンに入り、業績のさらなる成長が期待できるもようだ。また、５月に開幕する上海万博が中国の需要成長をけん引し、第２四半期の同社売上高は11億元に達する可能性もあると証券会社は予測している。
