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TPV、自社ブランド製品を強化


ニュース 家電 作成日:2010年4月13日_記事番号:T00022072

TPV、自社ブランド製品を強化

 
 液晶モニター受託生産分野の世界最大手で中国に拠点を置く台湾系、冠捷科技(TPVテクノロジー)は、自社ブランド「AOC」の液晶モニターの今年の目標出荷台数を1,400万台とし、昨年の800万~900万台から大幅増を目指す。13日付経済日報が伝えた。

 同社ブランド事業処の蔡進明・アジア太平洋地区副総監は「受託生産による出荷台数は年間5,000万台に達するが今後の成長には限界がある。このため、自社ブランドの割合を現在の3割から引き上げる」との方針を示した

 AOCはモニターブランドとして世界シェア6位、中国では1位だ。蔡総監は「世界最大のモニター市場の中国での販売をばねに、シェア拡大に努める」と述べた。現在販売を行っている40カ国以外にも販路を広げ、北東アジアや中東、米州にも進出する方針だ。

 なお、液晶パネルは提携関係にある友達光電(AUO)からの調達を拡大することが見込まれ、AUOの出荷増への貢献も予想される。