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携帯電話用タッチパネルIC、Q2価格競争勃発へ


ニュース 電子 作成日:2010年4月13日_記事番号:T00022077

携帯電話用タッチパネルIC、Q2価格競争勃発へ

 
 13日付電子時報によると、下半期に投入される携帯電話新機種の部品サプラヤーが決まる第2四半期を迎え、同製品向けタッチパネル用コントロールICでは世界的な価格競争激化が予想されている。米シナプティクス、米サイプレス、義隆電子(ELAN)は近く、特定の顧客や機種向けにオファー価格を10~20%引き下げるほか、矽創電子(シトロニクス・テクノロジー)、聯陽半導体(ITE)、迅杰科技(ENEテクノロジー)など大手以外もそれ以上の値下げ幅で対抗するとみられる。

 業界関係者によると、携帯電話向けタッチパネルICは従来、ノートパソコン向けに比べ平均単価が1~2米ドル高かったが、携帯電話タッチパネルICの需要急増を商機とみたICメーカーの値下げにより、第2四半期にはノートPC向け以下に下がる見通しだ。

 IC設計会社によると、米アップルのスマートフォン「iPhone」から始まったタッチパネル携帯ブームはミドルエンド機種まで波及しており、サムスン電子やLGエレクトロニクスが今年、100~200米ドル機種を投入したほか、ノキアも下半期にミドルエンド3~5機種を発売する予定だ。