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ウィンボンド、NOR型で大手の受注獲得


ニュース 電子 作成日:2010年4月13日_記事番号:T00022079

ウィンボンド、NOR型で大手の受注獲得

 
 中堅DRAMメーカー、華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)は、NOR型フラッシュメモリーで、聯発科技(メディアテック)、インフィニオン・テクノロジーズなど世界的大手からの受注を多数獲得している。13日付経済日報が報じた。

 NOR型は現在、深刻な供給不足が起きている。NOR型を主力とする同社はハードディスクや光ストレージ、パソコンなど幅広い分野の大手顧客と取引しており、受注は第3四半期まで満杯となっている。年初段階で月間4,000枚だったウエハー投入枚数は現在7,000枚、今後1万枚に引き上げる目標だ。また、製造プロセスも90ナノメートルから65ナノメートルへの転換を進める。同社は現在NOR型で世界シェア2位(19%)だが、来年にも首位となる可能性もある。

 同社は今年第1四半期から受注が好調で、売上高は過去10四半期で最高の70億1,300万台湾元(約207億5,000万円)に達した。温万寿執行副総経理は、過去2年でNOR型の出荷枚数は9倍以上となり、今年の関連売上高は過去最高の100億元を突破する見込みだと語った。