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鉄鋼・金属
作成日：2010年4月14日_記事番号：T00022096
東和鋼鉄のＨ形鋼、１千元値上げ
鉄筋大手の東和鋼鉄企業（東鋼）は13日、Ｈ形鋼の価格を１トン当たり1,000台湾元（約2,960円）引き上げ、２万5,000～２万6,000元とした。上げ幅は約4.1％。先週の800元値上げに続き、この１カ月で３度目、今年に入ってからは５度目の値上げで、今年累計では3,700元、15％以上の上げ幅となっている。同時に鉄筋価格も同800元引き上げ、２万2,800元とした。14日経済日報などが伝えた。
東鋼の３月売上高は、前年同月比88.77％増の29億487万元だった。市場では当初、東鋼の同月売上高は30億元を超えるとみられていたが、平均出荷価格の上昇が遅かったことから伸び悩んだと証券会社は指摘した。今後同社が値上げを加速すれば、第２四半期の売上高を押し上げるとみられる。
なお、同社の第１四半期売上高は、景気が回復して工場を新設するなど建設案件が増加したことで需要が高まり、前年同期比増72％の78億5,500万元の好業績となった。
