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作成日：2010年4月14日_記事番号：T00022106
エイサー、インドでサーバー販売に注力
宏碁（エイサー）のインド主管はこのほど、海外メディアとのインタビューで、同社の今年のインド市場における最も重要な製品戦略として、「サーバーのマーケティングを強化する」と発言した。現在、同国の大手企業、中小企業、政府・教育機関などで市場開拓を進めており、サーバーとパソコンを組み合わせて販売することでインド市場でのＰＣシェア拡大を狙っているとみられる。14日付電子時報が報じた。
市場調査機関の資料によると、2009年インドＰＣ市場でのエイサーのシェアは7.9％で、ヒューレット・パッカード（ＨＰ）の14.9％、デルの9.5％、現地ブランド、ＨＣＬテクノロジーズの8.5％に次ぐ４位だった。
インドＰＣ市場は昨年、金融危機の影響から全体で５％のマイナス成長となったが、現在では商用ＰＣ市場が既に上向き、コンシューマ向け市場も安定を取り戻している。今年は14～15％の成長が見込まれ、エイサーだけでなくＨＰ、デルも商機獲得に積極姿勢を示しており、同市場は今年、世界で最も競争が激しい市場の一つとなるとみられる。
