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日本のAV業者、無断配信で中華電信に警告


ニュース 社会 作成日:2010年4月15日_記事番号:T00022115

日本のAV業者、無断配信で中華電信に警告

 
 日本のアダルトビデオ(AV)制作会社8社は14日、中華電信がマルチメディア・オン・デマンド(MOD)方式で配信しているAV作品などが著作権を侵害しているとして、1カ月以内に配信を停止し、版権交渉を行うよう警告した。中華電信などが要求に応じない場合は、告訴も辞さない構えだ。15日付蘋果日報が伝えた。
 
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市中のDVDショップ。台湾では「AV女優」という日本語も広く浸透している(14日=中央社)
 
 AV制作会社のワープエンタテインメント、ベガファクトリー、SODクリエイト、シャッフルなど8社から依頼を受けた陳世英弁護士は同日、台北市内で記者会見を開き、「8社は台湾の業者に配信や販売を認めていないが、台湾では至る所で海賊版が販売されている。中華電信でさえMODで無断配信を行っている」と指摘した。陳弁護士は無断配信による損害は年間10億台湾元(約30億円)を超えると強調した。

 陳弁護士はまた、記者会見には日本側の代表も出席する予定だったが、台湾に到着後、暴力団による追跡を受け、出席を取りやめざるを得なかったと説明した。

 一方、中華電信などは、MODや携帯電話への動画配信は、通信会社が配信用のプラットフォームのみを提供し、コンテンツ自体は業者が配信しているものだとし、「通信会社は無断配信とは無関係」と主張している。