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損保業界のQ1保険料収入、前年比4.6%減【図】


ニュース 金融 作成日:2010年4月15日_記事番号:T00022124

損保業界のQ1保険料収入、前年比4.6%減【図】

 
 中華民国産物保険商業同業公会(産険公会)の統計によると、損害保険業界全体の3月の保険料収入は前年同月比6.17%減の92億4,600万台湾元(約275億円)となり、第1四半期通期では269億1,000万元で前年同期比4.65%の減少となった。業界関係者は、同期の保険料収入減少について、「損害保険料率自由化の影響で価格競争が激化しているため」と指摘。さらに第2四半期は自動車・バイクの強制保険(自動車損害賠償責任保険に相当)の保険料が3月から引き下げられたことで減少幅がさらに広がるとして、「今年は年間1,000億元台の維持は難しい」と指摘した。15日付経済日報が報じた。
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 産険公会の統計によると、損保業界における第1四半期の保険料収入上位10社のうち、前年同期比で成長を見せたのは▽新安東京海上産物保険(5位)、9.38%▽国泰世紀産物保険(2位)、4.75%▽泰安産物保険(7位)、4.58%──の3社のみだった。

 同期保険料収入59億元でトップの富邦産物保険は前年同月比2.68%の減少、6位の旺旺友聯産物保険(ユニオン・インシュランス)と10位の第一産物保険は同期、10%以上の減少となった。