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作成日：2010年4月15日_記事番号：T00022132
光ディスクのＣＭＣ、10％値上げ
光ディスク大手、中環（ＣＭＣマグネティクス）は、光ディスク原料のポリカーボネート価格上昇を受け、４月出荷分より製品価格を10％値上げすると発表した。２月の５～10％の値上げに続き、今年２度目。14日付蘋果日報が報じた。
ＣＭＣの翁明顕董事長は、今回の値上げ幅では不十分で、下半期のハイシーズンに少なくとも１回は再値上げを行なう可能性があるとしている。また、今年末にはブルーレイディスクの出荷比率が10％まで高まると予想されること、および光ディスク業界の再編が進むことから、今年下半期は景気が上向き、同社業績も単期で黒字に転じるとの見方を示した。
なお、ポリカーボネート価格は現在１キログラム当たり約３米ドルまで上昇している。原料コスト高騰に苦しむ大手光ディスクメーカー各社は、錸徳科技（ライテック）が「今後引き続き対応措置を取る」、国碩科技（ギガストレージ）も「第２四半期の値上げは避けられない」と表明している。
