ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

携帯電話部品の美律実業、PC・家電向け製品にも参入


ニュース 電子 作成日:2010年4月15日_記事番号:T00022133

携帯電話部品の美律実業、PC・家電向け製品にも参入

 
 携帯電話向けのスピーカーやハンズフリーセットを手掛ける美律実業(メリー・エレクトロニクス)の廖禄立董事長はこのほど、液晶テレビ、ゲーム機、パソコンなど娯楽製品向けの高効率スピーカーやヘッドセットなどの製品に参入すると表明した。製品ラインナップの拡充による売上増が狙いだ。15日付工商時報が伝えた。

 曽錦堂副総裁は、高効率のスピーカーはデジタルカメラやゲーム機、ノートPC、液晶テレビなどに応用できるとし、既に液晶テレビの台湾大手2社製品で採用が決まったことを明らかにした。

 また、ヘッドセットはスイスのパソコン周辺機器メーカー、ロジテック社やモトローラから受注している。現在8種のラインナップに、毎月2~3種の新製品を発表し、顧客との交渉を進めており、これら娯楽用新製品の売上高比率が今年、10~12%となると予測している。

 なお同社は現在、携帯電話向け製品が売上高の98%を占め、モトローラやノキア、ソニー・エリクソン、中国・華為技術などを顧客とする。目下サムスン電子にもサンプルを送付し、交渉を進めている。