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華宝通訊、ノキアのMaemo携帯受注か


ニュース 電子 作成日:2010年4月15日_記事番号:T00022135

華宝通訊、ノキアのMaemo携帯受注か

 
 15日付工商時報によると、携帯電話受託生産大手の華宝通訊(コンパル・コミュニケーションズ)はこのほど、ノキアから同社OS(基本ソフト)「Maemo」搭載のスマートフォンを受注したもようだ。華宝にとってオファー価格が1台150米ドルを超える機種の受注は初めてで、来年下半期からの出荷が見込まれる。

 「Meamo」搭載機種は現在、ハイエンド・スマートフォンとの位置付けだが、ノキアは製品ラインの見直しを行い、今後リーズナブルな機種も発売する方針だ。同機種の生産をODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーに委託することで、価格の引き下げが可能になるほか、「Meamo」研究開発(R&D)の人材不足問題も解消できるという。

 なお、華宝は同社が製造を担当したパーム社のスマートフォン「Pixi Plus」などの売れ行きが不調で、パーム社からの受注が途絶えていることから2~3月の売上高は単月約9億台湾元(約26億7,000万円)にとどまり、6月まで10億元以下の水準が続く見通しだ。