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マザーボード4社、ASUS・ギガバイトがリード拡大


ニュース 電子 作成日:2010年4月15日_記事番号:T00022137

マザーボード4社、ASUS・ギガバイトがリード拡大

 
 マザーボードブランド大手、華碩電脳(ASUS)、技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)、微星科技(MSI)、精英電脳(ECS)の4社はこれまでほぼ横並びの争いを続けてきたが、研究開発(R&D)、ブランド力、販路で優位に立つASUSとギガバイトが、ここへきて出荷枚数でMSIおよびECSとの差を広げている。この差はさらに拡大する見通しで、今年、マザーボード業界の勢力図に大きな変化が起きそうだ。15日付電子時報が報じた。

 各社の2009年マザーボード出荷枚数は、ASUSが2,100万枚で首位、ギガバイトが1,500万枚で2位となったのに対し、MSIとECSは1,000万枚にも届かず、明暗が分かれた。

 一方で華擎科技(アスロック)が700万枚、映泰(バイオスター)が400万~500万枚と5位以下のメーカーが出荷枚数を伸ばしており、今後MSIとECSにとってはこれらのメーカーが競争相手となりそうだ。

 なお、最大手のASUSは今年、中国市場を重要市場に定め、2,500万枚の出荷を目指す。これに対しギガバイトは1,700万~1,800万枚を目標としている。