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ボツリヌス菌食中毒か、1人死亡


ニュース 社会 作成日:2010年4月16日_記事番号:T00022145

ボツリヌス菌食中毒か、1人死亡

 
 行政院衛生署は15日、苗栗県在住の46歳と72歳の女性がボツリヌス菌が原因とみられる食中毒症状を訴え、うち46歳女性が14日に入院先の病院で死亡したと発表した。16日付蘋果日報が伝えた。

 2人は嫁としゅうとめの関係で、3月28、29の両日、雲林県北港鎮で購入したカキの加工品を食べたほか、苗栗に戻った後、桃園県大渓鎮の食品メーカーが生産した豆乾(半乾燥した豆腐)を食べており、いずれかが原因とみられる。

 原因は特定されていないが、衛生署は2人が食べた「日昌豆干」「正祥食品」の豆乾の販売停止措置を取り、購入した市民に食用を避けるよう呼び掛けた。カキの加工品については、加工元が特定されていない。

 衛生署は13日にも桃園県内の親子が真空パックの豆乾を食べた後、ボツリヌス菌食中毒にかかり、入院治療を受けていると発表していた。ボツリヌス菌食中毒による死亡例が確認されれば、2007年以来となる。