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アイスランド火山噴火、中華・エバー航空にも影響


ニュース 運輸 作成日:2010年4月16日_記事番号:T00022150

アイスランド火山噴火、中華・エバー航空にも影響

 
 アイスランドで14日に大規模な噴火が起きて火山灰が上空に広がり、欧州の空の交通網に大きな乱れが出る中、中華航空(チャイナエアライン)および長栄航空(エバー航空)でも欠航や途中での折り返し運航とするなど影響が出ている。16日付聯合報などが報じた。

 中華航空によると、15日午前に桃園国際空港からロンドンに向けて出発したCI0069便がフランクフルト国際空港に緊急着陸し、状況の改善を待っており、235人に影響が出ているほか、ロンドンから戻るCI0070便にも141人が搭乗予定だった。16日のマンチェスター行き貨物便および、バンコク~アムステルダム間のCI0065便、CI0066便は欠航を決めた。

 一方エバー航空は、15日午前出発のロンドン行きBR0067便、およびアムステルダム行きBR0075便が経由地のバンコクで運航をストップ、その後の航程を取りやめた。ロンドン(BR0068)およびアムステルダム(BR0076)から桃園に戻る便もキャンセルとなり465人に影響が出た。また16日出発のBR0067便も桃園~バンコク間のみの運航となり、デリー、ウィーン経由ベルギー行き貨物便もウィーン~ベルギー間の欠航が決まった。

 聯合報によると、専門家は火山灰の影響は数日から数週間続くとみている。