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中油第6ナフサの量産開始、12年末に前倒しも【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年4月16日_記事番号:T00022157

中油第6ナフサの量産開始、12年末に前倒しも【表】

 
 台湾中油が高雄県林園郷に建設中の第6ナフサ分解プラント(通称六軽)の量産開始時期が、当初予定の2013年第1四半期から12年末に早まる可能性が出ている。16日付経済日報が中油主管の話を基に伝えた。
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 中油主管によると、同プラントの建設工事は予想以上のスピードで進んでおり、12年中旬にも完成が見込まれるという。その後試験運転を行い、順調に行けば同年内の量産開始が期待できそうだ。

 第6ナフサのエチレン年産能力は60万トンで、最高80万トンまで引き上げることが可能。またエチレンのほか、プロピレン30万トン、ブタジエン8万トンの年産能力も備える。

 ただ、同プラントが完成すれば操業停止となる第3ナフサの生産能力を差し引くと、将来的に中油の年産能力は、エチレンで40万トン、プロピレンで20万トン増える計算となる。