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中鋼、上半期税前利益300億元も


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年4月16日_記事番号:T00022160

中鋼、上半期税前利益300億元も

 
 中国鋼鉄(CSC)が15日発表した3月および第1四半期の業績によると、3月の売上高は193億5,600万台湾元(約574億4,000万円)で、第1四半期通期では前期比26.69%減、前年同期比45.45%増の532億4,100万元となった。3月の税引前利益は前月比38.95%増の52億100万元で、第1四半期通期では131億2,500万元となった。昨年第4四半期比で約27%の大幅減だが、同社では投資利益の減少が原因と説明している。16日付工商時報が報じた。 

 証券会社は、同社が3~6月まで累計17%の価格引き上げを行ったこと、および受注の好調さなどから今年上半期の税引前利益は300億元台に乗る可能性があるとしている。

 これに対し中鋼は、4~5月は低価格原料を使用できるものの、6月以降は新たな原料の使用比率が70~80%まで高まる結果、鉄鋼製品の1トン当たりの生産コストが少なくとも4,100元に達するため、上半期300億元の税引前利益計上はかなり困難との見方だ。