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LTE周波数割り当て計画、未確定でキャリアに不安感


ニュース 電子 作成日:2010年4月16日_記事番号:T00022164

LTE周波数割り当て計画、未確定でキャリアに不安感

 
 世界が次世代モバイル通信規格と認めるLTE(ロング・ターム・エボリューション)について、台湾の通信キャリアは、周波数帯域割り当てや事業免許交付に向けたタイムテーブルがいまだ示されていないことを問題視し、主管機関に早急に計画を策定するよう強く訴えている。16日付電子時報が報じた。

 中華電信は、LTE導入は既に遠い将来の話ではないと、主管機関による明確な政策提示の必要性を強調している。

 台湾大哥大(タイワン・モバイル)は、携帯電話がほぼ100%普及している中、皆が一斉に大容量データや画像などのやりとりをするようになれば、通信システムに負荷がかかり過ぎ、LTE技術の導入は必須だと指摘。ただ、世界各地で既に割り当てられているLTEの周波数帯は20種以上とバラバラで、これがLTEの発展の妨げとなるとの懸念も示した。