量販店の愛買（ａマート）は19日、台湾全土17店舗でドラッグストア「愛買薬妝」をオープンした。量販店舗内に200～300坪のスペースを設け、化粧品などを販売、年間売上高15億台湾元（約44億円）を目指す。18日付経済日報が伝えた。
荘金龍営運長（ＣＯＯ）は「顧客が利便性の高いスーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストアに流れる中、一度にすべての買い物ができる量販店のメリットを強化する必要がある」と述べ、今年は商品ラインナップをさらに充実させる方針を示した。現在、売上高に占める化粧品や健康食品の比率は５％だが、今後はこれを８～10％に引き上げたいとしている。
愛買は第１四半期、創業以来初の黒字を達成した。主に２月の春節（旧正月）シーズンで売り上げが伸びたことが理由だと分析している。
