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MRT文湖線でぼや騒ぎ、38分間運行停止


ニュース 運輸 作成日:2010年4月20日_記事番号:T00022203

MRT文湖線でぼや騒ぎ、38分間運行停止

 
 台北MRT(都市交通システム)文湖線で19日午後1時過ぎ、文徳駅(内湖区)から100メートル離れた線路脇の防音壁に設置された高圧ケーブルがショートして発火するぼや騒ぎが起き、港墘~南港展覧館間の運行を1時38分から2時16分まで38分間停止する事態となった。20日付自由時報などが報じた。
 
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MRT文湖線の文徳駅付近の防音壁は一部破損し、黒い燃え跡が残っている(19日=中央社)
 
 王孝雄・台北市議会議員(民進党)は、煙が上がっているのを目にした周辺住民が1時36分に119番通報したことで初めてコントロールセンターが事態を把握し、さらに発火中に3便が当該区間を通過したと指摘し、運営会社の台北大衆捷運(TRTC)を「乗客の安全を無視している」と批判した。

 台北大衆捷運によると、文湖線のコントロールセンターでは午後1時14分に文徳駅の電流供給回路に異常を認め、すぐに検査・修理のため要員を派遣し、防音壁の高圧ケーブルの絶縁ゴム部分が破れていることを確認したという。今回の運行停止で、乗客970人に影響が出たと見積もっている。