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モバイル広告市場攻略、業界がしのぎ


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年4月20日_記事番号:T00022207

モバイル広告市場攻略、業界がしのぎ

 
 スマートフォンの普及に伴い、携帯電話を使ったモバイル広告市場の拡大が見込まれる中、複数の企業が同市場への参入に向け、しのぎを削っている。

 20日付工商時報によると、地場の携帯電話付加価値サービス会社、捌零捌陸(インターチャン・タイワン)は、台湾を拠点にモバイル広告市場を攻略する。同社は広告収入により音楽、ゲーム、占いなどのコンテンツを無料提供する携帯電話向け付加価値サービス「8086」「55155」を台湾で開始した。

 同社は通信機器メーカーの康全電訊(コムトレンド)の方更生董事長が筆頭株主だ。同社は企業が広告費の3分の1をモバイル広告に費やすと試算している。

 このほか、米グーグル系列の携帯電話広告会社、アドモブの幹部が19日、提携相手を模索するために台湾入りした。また、アルカテル・ルーセントもこのほど、モバイル広告ソリューション「オプティズム」を発表し、グーグルやアップルと共同でモバイル広告市場の先取りに乗り出した。