中部南投県の観光地、日月潭で、桐核麦集団（Tuckmore）とオークラホテルズ＆リゾーツの提携による高級ホテル「日月行館（オークラリゾートサンムーンレーク）」が、５月初旬にプレオープンする。同ホテルは、郷林集団の涵碧楼（ザ・ラルーホテル）、雲朗観光（L'Hotel de Chine Group）の雲品飯店（フローデシンホテル）に次ぐ日月潭３軒目の高級リゾートホテルとなる。20日付工商時報が伝えた。
正式オープンは６月末で、１室１泊２万元（約５万8,000円）から。プレジデントスイート（150坪）の宿泊料金は32万元と、台湾全土のリゾートホテルで最高だ。台湾初進出のオークラホテルズ＆リゾーツが運営を担う。
同ホテルは、蒋介石・元総統の別荘跡地にＢＯＴ（建設・運営・譲渡）方式により24億元を投じて建設された。涵碧楼の向かいに位置し、外観は豪華客船をイメージしたデザインで、外装には金15キログラムが使用された。地下1,600メートルからくみ上げた温泉も付設する。
