ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

TSMCとAUO、CIGS太陽電池参入へ始動か


ニュース その他製造 作成日:2010年4月20日_記事番号:T00022210

TSMCとAUO、CIGS太陽電池参入へ始動か

 
 CIGS(銅・インジウム・ガリウム・セレン)系薄膜太陽電池分野への参入に向け、台湾積体電路製造(TSMC)と友達光電(AUO)が動き出したもようだ。設備業者によると、TSMCは主に大型(600mm×1,200mm)、AUOは小型(50mm×50mm)モジュールの開発を目指してテストを行っており、ともにスパッタ成膜技術を採用するという。20日付電子時報が報じた。

 これについてTSMCは、「太陽電池分野への投資は検討段階で、外部に説明できない」とコメント。AUOも「CIGS太陽電池は現在開発中だが、業績説明会を控えているため進度については明かせない」と語った。

 両社は太陽電池分野への参入で、高い競争力獲得を目指すため、生産設備などを一括して購入するターンキー・ソリューションは採用せず、独自技術の開発を目指している。研究開発(R&D)段階から設備業者と提携しており、設備コストの低減が期待できる。