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台プラの福建ステンレス工場、12年の完成目指す【表】


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年4月20日_記事番号:T00022217

台プラの福建ステンレス工場、12年の完成目指す【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)が50%出資する中国の福欣特殊鋼が今月15日、福建省漳州市の龍池開発区でステンレス工場に着工した。同工場への投資額は約4億9,900万米ドル。30カ月以内(2012年)の完成を目指しており、熱延ステンレスコイルの年産能力は12万トンで、焼鈍酸洗ラインの処理能力は年60万トンとなる予定だ。20日付蘋果日報が伝えた。
 
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 福欣特殊鋼には、台塑重工と台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)が共同出資してサモアに設立した天竜投資と中国・三鋼集団が折半出資している。

 なお、現在台プラがベトナム北中部ハティン省で建設中のステンレス工場(年産750万トン)も、13年完成を予定しており、同グループの鉄鋼事業への投資は13年以降大きな成長を見せそうだ。

 さらにベトナム工場では、第2期拡張用の用地が今月末にも引き渡され、5月に道路整備、第4四半期から港湾埋め立て工事を開始する計画だ。