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LEDテレビ用バックライト価格、40型エッジライト式で4割下落も


ニュース 電子 作成日:2010年4月20日_記事番号:T00022221

LEDテレビ用バックライト価格、40型エッジライト式で4割下落も

 
 発光ダイオード(LED)をバックライトに採用した液晶テレビの市場規模が今年、飛躍的な成長を見せると予測される中、同製品向け40インチ型・エッジライト式バックライト価格が昨年比で4割以上下落するとの予測が出ている。20日付電子時報が報じた

 韓国の液晶パネル市場調査会社、ディスプレイバンクは、2010年の世界LEDテレビ市場規模は、前年の9倍となる3,200万台に達し、液晶テレビ市場全体の19%を占めるまでに成長すると予測している。これを受けて40型・エッジライト式LEDバックライトの平均価格は今年、昨年の226.1米ドルから129米ドルまで43%低下するとの見方だ。

 こうした状況の中、台湾バックライトモジュールメーカーの競争も激化しており、最大手、中強光電(コアトロニック)と瑞儀光電(ラディアント・オプトエレクトロニクス)の売上高の差は、昨年第4四半期の73億1,000万台湾元から今年第1四半期は37億3,000万元(約110億円)へと一気に半減している。中強光電の販売単価が同期間で約18%下落したことが要因とみられる。