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4月下旬のモニター用パネル価格、下落幅は予想以下=ウィッツビュー


ニュース 電子 作成日:2010年4月20日_記事番号:T00022222

4月下旬のモニター用パネル価格、下落幅は予想以下=ウィッツビュー

 
 ウィッツビュー研究部の張小彪副総経理によると、4月下旬の液晶モニター向けパネル価格は1~2米ドル下落と、下落幅は当初の予測以下にとどまる見通しだ。シェア拡大を狙うヒューレット・パッカード(HP)、デル、サムスン電子、宏碁(エイサー)などモニター大手ブランドのパネル需要が、オフシーズンの第2四半期に入っても目に見えるほどの落ち込みを示していないためだという。20日付経済日報が報じた。

 ノートパソコン向け液晶パネルは、0~1米ドル下落とほぼ横ばい。テレビ向けは5米ドル下落か横ばいの可能性があるが、観察が必要としている。

 昨年第2四半期から上昇が続いてきた液晶パネル価格は今年第2四半期に入り下向き始めたものの、パネルメーカーは依然需要はあるとみて顧客の値下げ要求に完全には応じず、下落幅は小幅となっている。

 一方で張副総経理は、第2四半期の末端市場の売れ行きが芳しくなければ、在庫が積み上がり、第3四半期にパネルの大幅な価格下落を引き起こす恐れがあると警告している。