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作成日：2010年4月20日_記事番号：T00022224
ＮＯＲ型フラッシュメモリー、現在20％不足＝マクロニクス
半導体メモリー大手、旺宏電子（マクロニクス・インターナショナル）の盧志遠総経理は、「ＮＯＲ型フラッシュメモリーは現在20％の供給不足が生じており、年内は景気に大きな懸念はない」との見通しを示した。その上で、茂徳科技（プロモス・テクノロジーズ）から購入する12インチウエハー工場について、まず110ナノメートル製造プロセスのＮＯＲ型フラッシュメモリーおよび65ナノプロセスのＲＯＭを導入し、今後75ナノＮＯＲ型フラッシュ、45ナノＲＯＭへと移行させる考えを示した。20日付工商時報が報じた。
一方、華邦電子（ウィンボンド・エレクトロニクス）も、ＮＯＲ型フラッシュメモリーの需要を「かつてないほどの好況」と好感しており、ウエハー投入枚数を４月以降、4,000枚から7,000枚に増やす考えだ。特にＮＯＲ型シリアルフラッシュメモリーは応用範囲が広く、レイアウトも簡単で体積も小さくプリント基板（ＰＣＢ）使用量も少なくて済むことから将来性を高く評価しており、現在の主力は90ナノプロセスだが、来年は58ナノプロセスを導入する計画だ。
