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5月にも南部で給水制限か、中鋼など緊張高まる【表】


ニュース その他分野 作成日:2010年4月21日_記事番号:T00022237

5月にも南部で給水制限か、中鋼など緊張高まる【表】

 
 南部の水不足深刻化を受け、経済部水利署は、5月中旬にも給水制限を実施する可能性を示唆した。高雄の加工輸出区に進出しているメーカーや、中国鋼鉄(CSC)、台湾中油など工業用水を大量に使用する企業は、業務に影響が出る恐れもあり、対応策を検討している。21日付経済日報が伝えた。
 
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 また、高雄地区での水不足に際しては、南化ダム(台南県南化郷)から高雄への給水が行われるため、同ダムを主な供給源とする南部科学工業園区(南科)進出企業などにも影響が波及する恐れがある。

 中鋼はこうした現状を受け、工場内の貯水池3カ所で工業用水16万5,000トンを確保している。同社は循環利用している工業用水670万トン以外に、1日当たり15万トンの水が必要とする。

 南科は給水制限時に、まずオフピーク時の減圧給水、次に5%の給水制限を行う予定だ。入居メーカーによると、5%の給水制限時には循環利用や貯水池からの給水で対応できるが、コストは上昇する見通しだ。