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徳翔航運、5月末に豪州航路を開設


ニュース 運輸 作成日:2010年4月21日_記事番号:T00022240

徳翔航運、5月末に豪州航路を開設

 
 コンテナ海運会社、徳翔航運(TSラインズ)は20日、5月末に豪州航路を開設すると発表した。中外運集装箱運輸(シノトランス・コンテナラインズ)と海南泛洋航運(ハイナンPOシッピング)の中国2社との協調配船で、船舶5隻(合計積載能力2,700TEU、1TEU=20フィートコンテナ)を就航させる。21日付工商時報が伝えた。

 新たに就航する航路は、中国の寧波(浙江省)を出港し、上海、香港、蛇口(広東省深圳市)、豪州のシドニー、メルボルンに寄港、ブリスベンまでを結ぶ。上海~シドニー間は14日間、蛇口~シドニー間は10日間と、現在同航路で最も速い。台湾からの貨物は香港積み替えで対応する。

 涂鴻麟・同社協理は、豪州市場は金融危機からの立ち直りも早く、比較的安定していると指摘し、港湾が飽和状態となっているために今後2年は新航路就航が難しいと予測した。