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作成日：2010年4月21日_記事番号：T00022241
「合作金庫人寿」開業、業界５位を目標
政府系の合作金庫銀行と、仏金融最大手、ＢＮＰパリバグループの保険部門、カーディフ・グループとの合弁による生命保険会社「合作金庫人寿保険」が20日、正式に営業を開始した。初日の新規契約による保険料収入は7,300万台湾元（約２億1,600万円）に上り、年末までに200億元以上の業界10位以内、３年内に同５位入りを目指す。21日付工商時報が伝えた。
同社は主力商品として、住宅ローン借り入れの際の生命保険商品や10年満期の貯蓄型保険を扱う。合作金庫銀は融資残高6,000億元の住宅ローン最大手で、范揚禎・合作金庫人寿董事長は、来年も新規1,000億元分の契約があるとすれば、このうち３割の契約で300億元の保険料収入が見込めると語った。
また、金利変動型年金保険は、中途解約利率を上位３位の国泰人寿保険（キャセイライフ）、富邦人寿保険、新光人寿保険と同条件の１年目1.17％、２年目1.28％に設定し、大手に真っ向から挑戦する構えだ。
