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台玻、武漢にエコガラス工場建設へ


ニュース その他製造 作成日:2010年4月21日_記事番号:T00022246

台玻、武漢にエコガラス工場建設へ

 
 ガラス最大手、台湾玻璃工業(台湾ガラス、台玻)は、中国湖北省武漢市の東西湖区にLOW-Eガラス(エコガラス)工場を建設することを決めた。これに関し林伯豊同社董事長と、現在訪台中の晏蒲柳・東西湖区共産党委員会書記が20日、投資覚書を交わした。同工場は年産能力1,000万トン、投資総額は1億3,800万米ドルが見込まれる。21日付経済日報が報じた。

 武漢工場の工場用地は約500~600ムー(約33~40ヘクタール)で、第1期工事に4,800万米ドル、第2期は9,000万米ドルを投じる計画だ。中国側、台湾側双方の投資審査を通過した後、着工時期が確定する見通しだ。

 中国で台玻は、長江デルタ地区から内陸に向けて拠点設置を進めている。既に四川省成都および陜西省咸陽市にも工場を設置しており、武漢工場が完成すれば、同社の中国中・西部における展開が完成することになる。

 なお台玻の売上高、年間約85億台湾元(約25億2,000万円)のうち、中国事業からは45億元を占めている。