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作成日：2010年4月21日_記事番号：T00022254
アーデンテック、ウエハー検査機器を拡充
欣銓科技（アーデンテック）は20日、ウエハーテスティング（検査）市場の動向を楽観し、中国信託商業銀行など７行から22億8,000万台湾元（約67億6,000万円）を借り入れ、検査機器の調達などに充てることを明らかにした。21日付工商時報が伝えた。
同社は今年、設備投資に18億元を投じる。内訳は台湾工場が15億元、シンガポール工場が３億元。
同社の第１四半期決算は売上高が前四半期比５％増の11億8,200万元となり、４四半期連続の増収を達成した。今週末に発表される第１四半期決算では、最終利益３億2,000万～３億3,000万元が見込まれる。市場では同社が第２四半期にも10％近い増収を記録すると予想されている。
最近、携帯電話用チップにはシステム・イン・パッケージ（ＳｉＰ）が多用されており、ウエハーテスティング業者の役割が大きくなっている。アーデンテックは台湾で最大の12インチウエハー検査設備を保有しており、そうした流れが追い風となっている。
