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作成日：2010年4月21日_記事番号：T00022256
ＡＣＭＥ、サファイア基板素材を増産
越峰電子（ＡＣＭＥエレクトロニクス）は、発光ダイオード（ＬＥＤ）用サファイア基板素材の供給不足が続いていることから、大幅な増産を決定した。21日付経済日報が伝えた。
サファイア基板向けシリコンインゴットで世界４位のＡＣＭＥは、今年上半期の生産目標を昨年末時点に立てた９万ミリメートルから11万～12万ミリメートルへと大幅に引き上げた。下半期はさらに18万ミリメートルまで増産する。サファイア基板向けシリコンインゴットの価格は今年第１四半期に15～20％上昇するなど強含んでおり、同社は好調な業績が見込まれる。
一方、太陽電池シリコンウエハー大手、合晶科技（ウエハーワークス）の子会社の合晶光電（ウエハーワークス・オプトロニクス）は、サファイア基板素材の生産ラインがフル稼働状態となっており、「供給不足は来年まで続く」との見方を示した。
