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中台の海運直航、長江流域に拡大へ


ニュース 運輸 作成日:2010年4月23日_記事番号:T00022297

中台の海運直航、長江流域に拡大へ

 
 長栄集団(エバーグリーン・グループ)は、中国の湖北省政府、フェリー会社の上海海華輪船と協力し、台中港と武漢陽邏港を結ぶ新航路「漢台快航」を就航させる。長栄集団の謝志堅副総裁は、「両岸直航が長江中上流域に正式に拡大された」と述べた。23日付経済日報が伝えた。

 陽邏港は長江中上流域の河川交通のハブとして知られる。これまで台湾から長江経由で四川省、重慶市、湖南省方面へ貨物を輸送する場合、上海での積み替えが必要で、10~15日を要していた。新航路の開設で所要日数は6~8日に短縮され、輸送コストも大幅に節約できる見通しだ。

 長栄集団の武漢におけるコンテナ取扱量は現在、年間2万~3万TEUだが、新航路開設で大幅な需要増が見込まれる。

 就航式は台中港で行われ、李泰興・台中港務局長、湖北省の田承忠副省長、武漢市の岳勇副市長らが出席した。