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作成日：2010年4月23日_記事番号：T00022298
東南ア最大の貸しワインセラー、台北にオープン
東南アジア最大をうたう貸しワインセラー（貯蔵庫）「Vinotheque」が22日、台北にひっそりとオープンした。具体的な所在地は明らかにされていないが、第１期で完成した貯蔵庫の収容能力はワインボトル22万本で、高級レストランや娯楽スペースも付設する。口コミにより企業経営者や愛好家の利用が決まっているという。23日付工商時報が伝えた。
「Vinotheque」は１億5,000万台湾元（約４億5,000万円）をかけ、ビルの地下スペース600坪余り設置された。湿度と温度を一定に保つためコンクリートに防湿塗料を施し、貯蔵庫内には１日中クラシック音楽が流される。賃貸料は１ダース当たり月55元で30ダース以上からスペースを貸し出す。
同貯蔵庫を運営する吉悦管理顧問の代表者、藍吉滄氏によると、投資対象としてのワインは利回りが銀行の定期預金を上回り、良質なワインを見分ける能力があれば高い収益を期待できる。ただ、投資家がワインへを購入しても貯蔵スペースに困るため、藍氏は情報交換場所の提供も兼ねて同サービスへの参入を決めたという。
