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台湾神隆、原薬で世界5位目指す【図】


ニュース 医薬 作成日:2010年4月23日_記事番号:T00022304

台湾神隆、原薬で世界5位目指す【図】

 
 統一集団傘下で抗がん剤原薬を主力とする台湾神隆(サイノファーム・タイワン)の馬海怡総経理は、日本や中国市場などでの成長を背景に10年以内に売上高を5億米ドル以上へ伸ばし、原薬製造で現在の世界30位から5位入りを目指すとの方針を示した。23日付経済日報が伝えた。
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 馬総経理によると、中国が進める医療制度改革と米国の医療保険改革法の成立で今後、後発医薬品(ジェネリック医薬品)市場の大幅成長が見込まれ、顧客の9割以上を後発医薬品関連メーカーが占める同社も商機が狙えるとしている。また、日本では海外メーカーへの薬品の委託製造が解禁となり、原薬メーカーが数的に限られる日本市場で有利な地位を確保できるとみている。

 同社の原薬は市場で販売されているものが12項目、さらに40項目以上が開発済みで、2015年までに25項目を発売していく計画で今後5年間は業績の2けた成長を維持できる見込みだ。