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ヨット業界団体、高雄市と投資意向書締結


ニュース その他製造 作成日:2010年4月23日_記事番号:T00022305

ヨット業界団体、高雄市と投資意向書締結

 
 ヨット業界団体の台湾区遊艇工業同業公会は22日、高雄市政府が小港区南星計画区に計画している高級ヨット製造専用区に関する投資意向書を締結した。陳菊・高雄市長は、同専用区での投資総額が50億台湾元(約150億円)、将来的に年間生産額が100億元に達するとの見通しを示した。23日付工商時報が伝えた。

 高雄市は高級ヨット産業を、都市産業転換の重点分野に位置付けている。同専用区には小港区中林路以南の105ヘクタールの用地が充てられ、行政院の「高雄海空経貿城整体発展計画」(高雄海空経済貿易都市全体発展計画)でも24億元の予算が組まれている。開発は高雄市政府と経済部が共同で進める。

 陳市長は「台湾のヨット輸出量はアジア1位で、世界でも5位だ。台湾にあるヨット業者31社のうち19社が高雄に集中し、生産額は全体の80%を占める。高雄にヨット製造専用区を設置すれば、大きな反響が得られる」と述べた。