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太陽電池のイートン、Q1も赤字決算


ニュース その他製造 作成日:2010年4月23日_記事番号:T00022306

太陽電池のイートン、Q1も赤字決算

 
 太陽電池大手の益通光能科技(イートン・ソーラーテック)が22日発表した第1四半期決算は、昨年に続き、海外事業の損失が足を引っ張り、最終損益は4,683万台湾元(約1億3,900万円)の赤字、1株当たり損失は0.21元だった。23日付工商時報が伝えた。

 太陽電池業界は第1四半期に好況に沸いており、証券業界は当初、イートンが同四半期に黒字転換を果たし、1株当たり利益0.8元を計上すると予想していた。しかし、子会社の生耀光電国際控股(グロリア・ソーラー・インターナショナル・ホールディングス、GIH)が金融危機の後遺症で7,200万元の損失を計上したことが赤字の主因となった。イートンは09年12月期決算(連結ベース)で42億7,600万元の赤字を計上していた。

 同社の趙伊尹総経理は就任後初めてメディアの取材に応じ、「第1四半期が底になる。第2四半期は黒字転換を目指す。ただ、子会社の減損処理が依然として不確定要素になる」と述べた。