ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

基隆市の高速道で土砂崩れ、6台埋没


ニュース 社会 作成日:2010年4月26日_記事番号:T00022319

基隆市の高速道で土砂崩れ、6台埋没

 
 25日午後2時29分ごろ、基隆市のフォルモサ高速公路(国道3号)の基金ICから南に約3キロの地点で、大規模な土砂崩れが起き、走行中の車少なくとも6台が巻き込まれたもようだ。現場では徹夜の救助作業が続けられたが、生き埋めとなっている人の数など被害状況は判明していない。26日自由時報が伝えた。
 
T000223191

まさに一つの山が高速道路上に移動してきたかのようだ(25日=中央社)
  
 現場では20万トンもの土砂が一気に片側3車線の高速道路を覆っている。土砂崩れの発生当時、現場では降雨や地震はなかった。交通部台湾区国道高速公路局は2週間以内に土砂を取り除きたいとしているが、復旧までには20日以上かかる見通しだ。フォルモサ高速は汐止以北が通行止めとなっている。

 土砂崩れによる埋没区間は約200メートルで、深いところで20メートルに達するという。上空からの観察では、山の岩盤は動いておらず、上部の土砂が道路に向かって40~50メートル地滑りを起こしていた。

 事故当時、現場付近を走行中に難を逃れたドライバーは「土砂崩れが起きたのを見て、橋げたに車をぶつけてなんとか停車し、乗っていた3人は無事だった。前を少なくとも2台が走っていたが、土砂の中に突っ込んでいった」と恐怖の場面を振り返った。