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福聚の太陽電池用ポリシリコン、5月量産へ


ニュース その他製造 作成日:2010年4月26日_記事番号:T00022329

福聚の太陽電池用ポリシリコン、5月量産へ

 
 李長栄化学工業と億光電子(エバーライト・エレクトロニクス)の合弁による多結晶シリコン(ポリシリコン)メーカー、福聚太陽能は、5月より屏東輸出加工区(屏東県屏東市)で、台湾メーカーとして初めて大陽電池用ポリシリコンの量産を開始する。これにより、同製品の供給不足の改善、および台湾太陽エネルギー産業の川上から川下までのサプライチェーンの完成が見込まれる。24日付蘋果日報が報じた。

 同工場の初期段階の年産能力は5,000トン。独シーメンスより技術と設備の支援を受け、同社の製法(シーメンス法)にのっとって製造する。

 シーメンスの主管によると、2010年の年産量は1,000トン程度で、現在のポリシリコンのオファー価格1キログラム当たり50米ドルで計算した場合、今年の売上高は約16億7,000万台湾元(約50億円)、5,000トン以上の生産が見込まれる11年は約83億5,000万元となる。