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台湾中油、カタールで生産倍増へ


ニュース 石油・化学 作成日:2010年4月26日_記事番号:T00022330

台湾中油、カタールで生産倍増へ

 
 台湾中油は今後、5億米ドル以上を投じ、カタールでのメタノール生産能力を80万トンから160万トンに、ハイオクタンガソリンの添加剤として使用されるMTBE(メチル第3ブチルエーテル)についても同65万トンから130万トンに増強する計画だ。26日付工商時報が伝えた。

 台湾中油のカタール事業は、李長栄化学工業などと合弁のカタール燃料添加会社(QAFAC)により行われている。台湾中油の持ち株比率は20%。

 同社によるメタノール生産には、カタール液化天然ガス社が供給する液化天然ガス(LNG)を利用しており、供給量と価格が市場の影響を受けにくいという条件の下、原油価格の上昇とともに粗利益率の向上が期待できる。