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統一の中国飲料工場、11カ所を新設【表】


ニュース 食品 作成日:2010年4月26日_記事番号:T00022331

統一の中国飲料工場、11カ所を新設【表】

 
 食品最大手の統一企業(ユニプレジデント)は23日の董事会で、中国で飲料生産工場11カ所を新設することを決定した。投資総額は同社過去最高の10億5,000人民元(約144億円)。成長を続ける中国飲料市場で首位を狙う。24日付経済日報などが報じた。
 
T000223311

 
 工場を新設する都市は、▽松江(上海市)▽蘭州(甘粛省)▽長春(吉林省)▽海口(海南省)▽貴陽(貴州省)▽徐州(江蘇省)▽アクス(新彊ウイグル自治区)▽南寧(広西チワン族自治区)▽重慶▽長沙(湖南省)▽石家庄(河北省)──。各拠点個別の投資額は約8,000~1億7,000万人民元で、出資比率は統一の中国事業を統括する香港持ち株会社、統一中控が25%、各子会社が75%となる。なお、統一は中国で9カ所の既存工場を持つ。

 統一の中国飲料事業は、2009年第2四半期以降好調が続いており、現在の市場シェアは2位。統一は、中国は最重要市場の一つであり、今回の大規模投資は需要拡大に対応するためと説明した。

 なお、中国飲料市場の規模は約1兆5,000億人民元、過去5年間の複合成長率は20%、08年から11年は25%の見込みだ。