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中鴻の台湾市場向け価格、5月8%引き上げ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年4月26日_記事番号:T00022332

中鴻の台湾市場向け価格、5月8%引き上げ

 
 中国鋼鉄(CSC)傘下の中鴻鋼鉄は、5月の台湾市場向け熱延製品価格を1トン当たり1,700元(約5,100円)、冷延製品価格も同2,000元、平均8%の引き上げを決定した。今回の引き上げにより、熱延製品価格は1トン当たり2万1,500元~2万2,300元となる。24日付経済日報が報じた。

 鉄鋼業者によると、原料のスラブ価格が1トン当たり700米ドル以上へと高騰、既に中鋼・中鴻の4、5月の熱延製品価格を上回る水準となった。中鴻は今回、50米ドル程度の値上げが予測されていたが、それを上回る引き上げ幅となった。

 証券会社は、中鴻の5月の台湾市場向け熱延製品価格は、中鋼が発表した6月の同製品価格を下回るため、6月に再度引き上げの可能性があると指摘している。