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自動車・二輪車
作成日：2010年4月26日_記事番号：T00022334
勝栄汽車、中国・江淮汽車の商用車販売へ
太子汽車集団傘下の勝栄汽車は23日、中国安徽省の自動車メーカー、安徽合肥江淮汽車（ＪＡＣ）と提携し、年内に江淮汽車の3.5トントラックの台湾での組み立て、「ＪＡＣ」ブランドでの販売を開始する。24日付工商時報が伝えた。
勝栄汽車が中国の自動車メーカーと提携するのは、奇瑞汽車（チェリー）に続き２社目で、いずれも中台による海峡両岸経済協力枠組み協議（ＥＣＦＡ）締結を見据えた動きだ。
江淮汽車との提携では、当初年2,000～3,000台の販売を見込む。将来的にはフォークリフトやバス用のシャーシ（車台）などの分野にも協力を拡大する。
勝栄汽車の連佩斌執行長（ＣＥＯ）は「3.5トントラックは台湾の商用車市場の主流なので、そこから提携を開始することにした。価格は60万～70万台湾元（約180万～210万円）に抑えたい」と述べた。日系の同クラスの商用車（90万～95万元）に比べ、大幅に安い価格設定となる。
